GUMIの非常に悪質な動きにより、今後のIPOの評価という物が見直されています。ご自身の資産管理をしっかりと行うためにも、正確な情報を獲得していけるようご案内してまいります。

IPOを果たしたスカイラークとヤマシンフィルタ(株)

ガストなどのファミリーレストランチェーンを展開する株式会社スカイラーク(正式名「すかいらーく」)は、2014年10月9日に東証1部へのIPO(新規上場)を果たしました。公募価格は1,200円で、大手初値予想会社による予想は1,500円~1,700円でしたが、初値は公募価格と同じ1,200円で、良くも悪くもないスタートでした。スカイラーク株に対しては慎重な見方をする投資家も多く、IPO後の約3週間は下げ基調で、10月24日に上場来安値となる999円を付けます。しかしその後は上昇へと転じ、2015年5月12日には上場来高値である1,930円を記録します。これをピークに以後の相場はやや下げ基調ですが、それでも2015年7月28日現在の株価は1,676円であり、これは初値1,200円のおよそ1.4倍の株価です。
一方、スカイラークとは少し違った動きを示しているのが、同時期にIPOを果たしたヤマシンフィルタ(株)です。フィルタ製品の製造や販売を手掛けるヤマシンフィルタ(株)は、2014年10月8日に東証2部へのIPOを果たしました。公募価格は2,800円で、大手初値予想会社による予想もこれと同額でしたが、実際の初値は3,350円でした。これは公募価格を約1.2倍も上回るという好成績です。ですが、約3か月後の2015年1月19日には上場来安値となる2,710円を付け、その後5週間ほどは3,000円台を回復しませんでした。しかし、2015年3月2日には3,260円という終値を付け、これを境にヤマシンフィルタ(株)の株価は安値圏を脱却し再び上昇基調となります。その後、株価は浮き沈みを見せながら推移し、2015年7月28日現在の株価は1,095円です。同社株は2015年3月17日に1:3の株式分割を実施しているため、現在の株価はIPO当日の初値とほぼ同水準ということになります。